節約、と聞けば誰しも一度はやったことがあるのではないでしょうか?実はこれを成功させる一番のポイントはやはり、日々意識をするということです。

節約と言えば、身近な支出を見直し支出を減らすことに重きが置かれがちですが、むやみに支出を減らすだけではただただつらいミッションを自分に課しているだけになります。
我慢ばかり、ストレスのたまるような方法では一時的な支出を抑える効果はあっても継続するのはかなりしんどいものです。
ダイエットに置き換えて考えてみてください。
一時的に食事制限して痩せたとしても、そのあとリバウンドした経験はありませんか?また無理な食生活や運動を自分に課してしまい、結局続かなかったりして何度も失敗して落ち込んだ経験をしたことはありませんか?健康的にダイエットするためにはまず、目標を明確にして自分がどんなダイエットなら取り組めるかを考えるのと同様、節約も無理なく続けられ方法を見つけ出して、日々意識し継続することが大切なのです。

そのためにはまず、自分の節約に対する価値観を明確にしておくことをおすすめします。
つらい節約、と言っても人によってそれは様々です。
外食を減らして自炊をすることで食費を減らすことが苦にならない人もいれば、自炊が苦手な人は食費を減らすことがかなりのストレスが伴います。
自分にとってストレスにならないことを見つけて、それを日々意識して実践してみてください。
自炊をすることで食費を減らすことを決めた人は、日々フードロスのないようレシピを考えるようになったり、スーパーで余分な食材を買うこともなくなるはずです。
また、スーパーに行くとどうしてもお買い得品やセール品、見切り品を見つけると購入したくなる気持ちは誰にもあります。
そのため、スーパーに行く頻度を減らして、買い出しに行ったときにそういった食品をしっかり購入してお得気分を味わうのも良いでしょう。

他にも、食生活を変えられない人は公共交通機関やマイカーを使わず、ちょっとした距離であれば歩いていくことをおすすめします。
交通費をかけず徒歩で行くことも立派な節約ですので、積極的に歩いて出かけてみてはいかがでしょうか?確かにマイカーは便利ですが、ちょっとした距離を歩いて出かけるだけでもガソリン代を減らすことに繋がります。
特に運動が嫌いでない人であれば、交通費を我慢しているという意識よりも体にいいことをしているという意識が強く、無理なく続けることが出来るでしょう。

そして、食費などの日々の支出の見直しの以外にも意識しておきたいのがATMなどの手数料です。
近年、時間外利用手数料だけではなく、小銭を引き出すだけでも手数料がかかるようになってきました。
営業時間内に行けるときにまとめてお金をおろす、振り込みはインターネットバンキングを使って手数料なしで振り込む、電子マネーはオートチャージ機能を利用してみたりと、自分でもすぐに取り組めそうなサービスがあるかどうか確認してみるのもオススメです。
最近ではキャッシュレス化が進んでいるので、意外と取り組みやすいです。

このように、意気込んでやるのではなく、日々の小さな積み重ねやちょっとした意識を変えることによって無理なく続けることが出来ます。
無理なく続けていけば気付いたらびっくりするほどの支出が抑えられていることに気づくはずです。
仮に1日100円の支出が抑えられれば、1か月で3000円1年で36500円の支出を抑えることが出来ます。
上手く出来るようになればもっと楽しく取り組むことができ、1日当たりもっともっと支出を抑えることが出来るでしょう。
ぜひ、楽しんで続けてみてくださいね。